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<<立命館大学産業社会学部創設50周年記念学術企画>>
社会保険と医療のセイフティネット―日仏米医療制度の比較検討

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掲載日2014年12月17日


松田亮三先生からお知らせいただきましたので、ご案内いたします。チラシはこちら (PDFファイルPDF)

以下松田研ブログとチラシより抜粋

<<立命館大学産業社会学部創設50周年記念学術企画>>
社会保険と医療のセイフティネット―日仏米医療制度の比較検討

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企画趣旨

各国の財政と社会保障さらに家計は厳しい財政圧力にさらされているが、そのような中で、社会保険による医療制度の国々はどのような政策をとっていけばよいのであろうか。社会保険方式による国々では、利用者負担を患者は支払うことが制度化されているが、この利用者負担は、医療利用の衡平-必要に応じた利用(あるいはアクセス)-の観点からすると問題を含んでいる。さらに、日本の国民健康保険のように保険料納付と給付が連動される場合には、所得に応じた 負担可能な保険料設定如何によって、保険料未納が医療アクセス困難をもたらす可能性もある。

このように社会保険が医療のセイフティネットとしてどのように機能しているかは、その具体的制度設計と関わり、さらにはその背景にある思想とも関わる問題である。この問いについて、本シンポジウムでは日仏米の健康保険制度を素材として検討する。国家はどのように健康保険制度に関わっているか、低所得者への対応はどのようになされているか、法制上あるいは実際上の無保険・低保険はどのような状況か、こうした論点を軸に、それぞれの国における健康保険を検討 し、議論していく。

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